相続と聞いて思い浮かんだもの
相続と聞いて、真っ先に思い浮かんだのが遺言書でした。テレビや小説にもよく出てくる遺言書は、自分の死後、財産などの扱いをどうしたいのか意思表示するもの。ドラマでは必ずと言っていいほどトラブルの原因となるセオリーのように、実社会でも遺言書が問題になることは多いようです。相続の争いを避けるために残す遺言書、正しく活かすにはどのようなポイントがあるのでしょう。(遺言書の種類)遺言書には、大きく分けて自筆で作成される遺言書と、公証人を立てて作成する公正証書遺言書というものがあります。自筆で作成するものは安価で容易に作成できる代わりに、紛失の危険や内容の不備により無効とされてしまう危険があります。これに対し、公正証書遺言書は、万一紛失した場合でも再発行が可能であり、内容に不備があるなどの心配もありません。ただし、作成には手数料が必要となります。(遺言書を作るにあたって)さまざまな心配を考えると、1人で遺言書を作成するよりは、専門家に相談するのが安心だと思います。その際、相談する専門家選びにもポイントがあります。財産を誰に残したいのか、相続人を指名するのが目的である場合は、司法書士や弁護士に。相続税、贈与税などを節税して、とにかく財産を多く残すのが目的ならば、税理士に。内容の不備等がない、正式な書類として作成したい場合は行政書士に依頼をするのが安心です。目的に応じて専門家も変わるとは、相続の対策にはさまざまな手段がありますが、遺言書の奥の深さに驚かされました。